佐鳴予備校で開発された映像教材「 See-be 」を使った授業をしてみました。2月24日(土)の数理講座です。テーマは中1「火山と火成岩」、中2「いろいろな化学変化」。第2分野と第1分野ですから、生徒へのお披露目にはちょうど良かったでしょう。前日確認したところでは、北海道で導入を決めたところは他にはまだないようで、See-be の記念すべき「道内初演」となりました。
佐鳴予備校との正式な契約はまだ済んでいないので、神谷塾にあるのはまだ試供品なのですが、それでも内容は充実しています。最新版は3月に到着しますが、生徒には See-be のことはすでに伝えてありますから、早く見せなくては「ケチ」と言われかねません(笑)
私が上手く使いこなせるようになってから、などと言っているといつまでたっても始められないし、どのみち最初から上手くなどやれっこないのですから、さっさと始めるべきでしょう。こういうとき、せっかちな性格はプラスに働きますね。
もちろん練習はするのです。土曜の夜のために、木曜の夜、金曜の夜、土曜の午前と、どんな映像があるのか頭に入れ、マニュアルをしっかり読んで、自分なりの話になるように組み立てていきました。この作業は楽しいのですが、不慣れなため時間がかかり、寝不足で土曜の朝などふらふらでした(笑)
授業を始めてみると、「黒板にチョーク」のときに比べて生徒の“食いつき”が格段に違いました。火山の噴火のダイナミックな映像があり、分解や化合の実験の映像もあります。設備が大変だったり、難しかったり、危険だったりするそれらの映像を、繰り返し見ることはもちろん、一時停止したり、文字を書き込んだり、とやりたい放題。贅沢です。
もちろん物珍しさもあるのでしょうが、生徒にとって絶対に見やすく、わかりやすく、楽しい。私も時間のかかる板書から解放されて喋りに集中できるので、いつもよりノリが良かった気がします。反面、調子に乗りすぎて中2の化学変化では内容が過剰になり、生徒を疲れさせてしまったかも知れません。
生徒のひとりから「次回が楽しみです」との感想ももらいました。第1回の授業は上々の出来だったといえるでしょう。