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See-be がやってきた

1/22~1/28の業務記録で触れた“夢の映像教材”について、改めて書きます。まず名前はSee-be(シー=ビー)。「百聞は一見にしかず」Seeing is believing からの命名で、静岡に本拠を置く佐鳴予備校で開発されたものです。詳細はこちら
4年ほど前、同校で開発・使用中のSee-beのデモを見る機会がありました。そのときもたいそう衝撃を受けたものですが、おそらく高額のロイヤリティを支払わなければ使えるものではないと諦めていました。それが今年になって、さらにパワーアップしたSee-beに思いがけず再会。初期導入費用と月々のロイヤリティはぎりぎり手の届く金額になっています。
こういうものがあったら、いまよりも格段に具体的でわかりやすい授業ができるに違いない。昔ながらの「黒板にチョーク」の授業も味わいはあるけれど、何しろ板書に時間はかかるし、リアルで大型の画像を用意するのは至難。動画となると望むべくもない。限られた時間にいろんなことを盛り込もうとするものだから、板書はだんだんいい加減になるし、説明は早口になる。生徒は大変だし、こっちも汗まみれで余裕が全くない。このままではいけないな…と思っていたところです。人生設計上、神谷塾はあと20年くらいはもたせなければならない(笑)ので、生き残りのための方策というものにも積極的でなければなりません。
今後小中学校のIT化が進み、視聴覚のハードは充実していくらしい。ソフトは授業をする教師の力量しだいのようだけれど、内容でそのへんの塾を凌駕する授業が学校で行われる素地はできます。塾というのは学校よりも授業がわかりやすくいところに存在意義があるのだから、授業の質で学校に負けるわけにはいかないのです。また、ひとりでやっている塾ですから、いくら高品質の授業をしていたとしても、教師がじじいでは不利です(笑)。私がじじいになっても生徒を呼べる、楽しい授業ツールが絶対に要るでしょう。


See-beでは、まとめはワンタッチで出てくるし、空欄補充なども同様。書く時間を限りなくゼロに近づけられるので、喋りのほうにも余裕が生まれます。さらに、リアルな動画はもちろん、これまでできずにいた理科の実験も中でやってくれます。設備がたいへんだったり、難しかったり、危険だったりするそれらの実験の映像を、何度でも見たいだけ見ることができます。天体のところでは、中で地球が回ったり、天球が回ったり、オリオン座を横から見たり(!)もできます。歴史では、だれも見たことのない遣唐船が出てきたり、寝殿造の建物の中に入っても行けます。なんと贅沢なことでしょうか!
See-beを入れれば済むということでは決してありませんが、少なくとも今やっている授業よりは品質を上げられます。使いこなすには練習が欠かせませんが、その練習が教師としても非常に楽しそうなのです。なにしろ、こんな映像がないかなーと思うと、ある。こんなことができないかなーと思うと、できる。私が思いつきそうなことはおおむね実現しているのです(笑)。テクノロジーの進歩には凄まじいものがあると、改めて思い知らされます。
そんなわけで導入を8割がた決め、試供機材を借用、2月8日には神谷塾でデモをしてもらいました。使用法の概略の指南を受け、教室に合った機材のレイアウトを考えてもらい、いけそうだとの手応えを確信したので、正式に導入したいむね意思表示をしました。
まず土曜の数理講座の「理科」で、使えるところから使っていく予定です。ふだん地理・歴史の授業はしていませんでしたが、See-beが来たらやりたいと思っていたので、土曜以外の別の日に固定の枠を設けて、無学年で「地歴講座」をやってみようかと思っています。
★神谷塾の塾生とご父母の方へ★ 正式なお披露目は追ってご連絡しますので、少々お待ちください。

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