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連休には読書を

もうすぐ大型連休。10連休ではなくとも,この機会に普段は読めない厚めの本を読もうとお考えの方もいらっしゃることでしょう(『週刊東洋経済』最新号で特集しています)。私も,今年1月に亡くなった梅原猛氏の『水底の歌 柿本人麻呂論』に挑戦しようと思っています。いわゆる古代三部作のうち『隠された十字架』と『神々の流竄』は若い頃から何度か読んでいるのですが,『水底の歌』だけ読めずにいたので。
さて,子供たちにとっても大型連休です。例年ですと登校しなくてはならない4月30日~5月2日も,ご承知のように今年に限ってはすべて休日。ここぞとばかりに特別な宿題が出たり部活があったりはするでしょうが,いつもより自由時間が増えるのは確かではないでしょうか。そこで--
子供たちも読書のための日なり時間を取れないものでしょうか。お勧めは「岩波ジュニア新書」などの新書です。一冊一冊テーマがはっきりしているので,普段は学校の朝読書だけという子にも,普段は小説が中心という子にも,向いています。また,その道の専門家が中高生向けに書き下ろしているものなので,内容もしっかりしています。
一度お子さんを大型書店の新書売り場に連れて行ってあげてください。それはそれは膨大な量の本が並んでいて,全部見て回ろうとすると1日あってもたぶん足りません。だからお子さんとしては岩波ジュニアに絞って探すのがうまい作戦だと思うのです。ご本人が面白そうだと思う本を4~5冊,買ってあげてください。面白ければ最後まで読めばいいし,つまらなければ途中でやめていいからと。すると,お子さんも本気で自分にとって必要な本を探すのではないでしょうか。
これで新書の良さを一度知れば,そのうち必要に応じて大人向けの新書も探すようになると期待できます。そのうち,新書がいつも鞄に1冊入っている,というデキルやつに成長するかも知れません。いいでしょう?
そして,つまらないからとお子さんが中断した本がもしもあれば,お母さんかお父さんの本にすればいいのです。岩波ジュニアは大人の入門にも適していますので。

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