新年明けましておめでとうございます。教育系ブログを自称する以上、今年はせめて月に1本くらいはまっとうな記事を書きたいものですが、身構えるとかえってうまくいかないタチですので、ゆるゆるとやっていきたいと思います。どうぞよろしくお付き合いください。以下は12月分のあれこれです。
3日(土) 理科講座の第23回。
【中1化学】気体の性質
【中2化学】いろいろな化学変化(3):酸化と還元、発熱反応と吸熱反応
10日(土) 理科講座の第24回。
【中1地学】地震
【中2地学】天気の変化(1):気象観測、気圧と風など
17日(土) 理科講座の第25回。
【中1地学】プレートの運動と地震の発生/大地の変動
【中2地学】天気の変化(2):前線のしくみ、温帯低気圧
5日(月) 地歴講座の第21回。
【地理】ASEAN諸国(1):自然と農林水産業
【歴史】開国と江戸幕府の滅亡
【公民】国際社会と国際連合
12日(月) 地歴講座の第22回。
【地理】ASEAN諸国(2):社会と鉱工業
【歴史】明治維新
【公民】国際経済とその諸問題
公民は話が発散ぎみ。来年は「国際経済」と「国際社会の諸問題」に分けた方が良さそうにも思ったが、あまり講座数を増やすと1年間に可能なコマ数をはみ出す心配もあって、悩むところ。
17日(月) 地歴講座の第23回。
【歴史】自由民権運動と立憲政治の成立/日清戦争と日露戦争
地理と公民は本年度分をひとまず終了したので、あとは歴史を2講座ずつ進める。
某日 映画『ローマの休日』を観る(午前十時の映画祭)。好きな映画を10本選ぶとしたら必ず入れる1本。テレビやビデオで何度か観たし、以前にも映画館で観たことがある。O. ヘプバーンはこの作品の中で見るのがきっと一番魅力的(たぶん23歳)で、特に髪をバッサリ切って変身するシーンでは呼吸も忘れるほどの輝きだ。ショートヘアのほうがバランス良く思えるのか、相手役のG. ペックが異常に長身だからか、ヘプバーンの身長の高さが気にならない。私は美女でも長身だと敬遠するほうだが(美女とはそもそも縁がないのだが)こんな長身美女なら大歓迎。
某日 映画『ロミオとジュリエット』を観る(午前十時の映画祭)。美女と言えばこの映画のO. ハッセーもまた大変なものである。当時14歳。全編を通じてもちろん美しいのだが、舞踏会のシーンで見せる愛らしさは衝撃的。中学生の頃だったかテレビで見て、あまりの可愛いさに呆然としたのを今でも憶えている。周囲の女性の存在を消してしまいそうなこの美貌といい、ロミオとの愛欲へののめり込みぶりといい、何という14歳であろうか。大きなスクリーンで彼女を見れるだけで出かける価値はあった。ただし、ストーリー自体は「しょせんは貴族どうしのお気楽で愚かな抗争だ」「教会に来て駆け落ちの相談をするならそのまま逃げればいいのに…」「神父は仮死状態の彼女の側になぜ見張りをつけないのか?」--と首を傾げる点が多くて本気で楽しめない。男どもがみんなタイツ姿で気持ち悪いというせいもある。
某日 クマの出没で封鎖されていた自宅の上の公園が封鎖解除になっていたので、用心しつつも犬と一緒に散歩・兼・運動に入る。他には人も犬もいなくて雪原と化した広場が貸し切り状態。長さ10mのリードをつけて犬を放し、私は私で柔軟や腹筋をしていると、例によって犬が猛然と体当たりしてくる。向こうはじゃれているつもりなのだが、1歳半になり体重も30kgほどになっているので油断すると結構なダメージを受ける。この日は奴のパンチで眼鏡のレンズにザックリと傷が入ってしまった。幸いフレームは無事でものを見るには不自由はないものの、視界に白い線がぼんやり入ってまことに具合が悪い。それで、老眼も進んでそろそろレンズを新調しなくてはと思っていたところだったので踏み切ることにした。冬タイヤといい眼鏡といい、年末になって要りようなのである。かかりつけの眼鏡店で視力検査を受けると近視・遠視とも若干進んでいるが乱視はよくなっている(ズレ加減が変化した)とのことであった。レンズがニコンの製品で、その工場はタイにあり、洪水の影響でもしかすると入荷が遅れるかも知れないと言われ、改めて件の災害に思いを馳せる。
某日 近所のバッティングセンターにある室内練習場で、朝野球チームの仲間と90分間練習。縦方向は投手捕手間の距離を取れる細長い部屋である。日曜朝にすれば来れる人が多いのではと考えてそうしたが、寒くなると身動き取れなくなるのか、集まったのは私を含めて4人。キャッチボールとノックのあと交替でノッカーや投手をして守備・打撃の練習。少人数でみっちり練習すると疲れてよれよれになるものだが、チーム最年長のMさんはそのあとスキーに行くということであった。
23日(金) 冬期講習を開始。神谷塾は年末年始に休業するのでその分早めに始める。中3は数英国の標準問題と理社の対策をする「標準クラス」3時間と数英国の裁量問題の対策をする「発展クラス」1時間の計4時間で、その予習課題の量は“札幌の塾では2番目に多い”。ほとんど休みなしの4時間の講義に私自身も(感覚として)8時間の予習が要るので、生徒は(ちゃんとやろうとすれば)12時間くらいはかかるはずである。受験を控えたこの時期、一日中勉強漬けになってもらおうという狙いもあるのだ。テキストを早めに渡してあるので生徒は予習の“貯金”ができているはずだが、やがてその貯金は尽きて、たいていは前日に翌日分をひいひい言いながらやることになる。その様子を見ていると「ああ、こいつもようやく受験生ぽくなってきた」と少し安心するわけである。
31日(土) 神谷塾としてはなんと創業以来初めて年末の大掃除をする。毎年愛知・東京と帰省のハシゴをするため年内最後の講義を終えるとアタフタと駅に向かうのが常であったが、今回は年末年始の休業期間が例年より短く、また愛知の母がちょっとした患いで入院・退院した直後であり一家で押し掛けて負担をかけるのはいかがなものか、ということで帰省を取りやめた。おかげで、というのも何であるが年末はいつになく余裕があった。こんなに穏やかな年の瀬は久しぶりで、気をよくして大掃除に取りかかったという次第である。さらに、いつもは帰省から戻ってまたしてもアタフタとやっている月例報告発送の仕事を済ませ、年内の会計事務まで済ませた。上出来である。
(ついでにこのブログも書けば良かったのですが、大晦日くらいまともな時間に帰宅しようと思いまして越年しました。そうしたら1月15日まで手をつけられず)
12月のあれこれ