某日 村上たかし『星守る犬』『続・星守る犬』(双葉社、2009、2011)をまとめて読む。思い切って読んでよかった。書店に行くと「泣ける本」などとポップに書いてあったりするので、それはきっと出てくる犬が不憫で可哀想で泣けるのだろう、それはちょっとたまらないな、と思って敬遠していたのである。じっさい1作目の「ハッピー」は不憫で可哀想な最期を迎えるのだが、それも主人である「おとうさん」との深い絆があってこその必然と思えば、呑み込める。
続編に出てくるそのハッピーの弟を主人のばあさんは「チビ」と名付けており、それを聞いた人から「こんなに大きいのにどうして?」などと問われて「最初は小さかったから」と答える。それはまさに昨年6月に死んだ我が家の先代の犬のことであった。(巨大犬なのに同じ理由で名はチビであった)
2冊読み終えて、チビをもう少し散歩させてやれば良かった。もっと遊んでやれば良かった…という思いからしばらく脱出できなかったのである。(今も脱出できていない)
なお、タイトルは「手に入らないものを欲しがる人」のことだそうであり、それは何を指しているのかすぐにはわからない。私は今もわからないでいるのだが、6月封切りの映画を観たらわかるであろうか。
某日 理科講座の第4回。
【中2】動物の分類 【中3】原子の構造とイオン/電気分解のしくみ(1)
某日 理科講座の第5回。
【中1】凸レンズのはたらき 【中2】刺激と反応-感覚器官と神経系、骨格と筋肉-
某日 地歴講座の第4回。
【地理】世界の国々 【歴史】奈良時代 【公民】基本的人権
公民「基本的人権」は1回でやるには分量が多すぎた。来年はきっと2回でやる。
某日 朝野球も4シーズン目となった。この日は試合に先立って、集まれる人だけでゆっくり練習。しっかりキャッチボールをし、トス打撃をし、ノックを受ける。普段の試合の何回分かの運動量であった。その筋肉痛が2日遅れてやってきて(笑)、しかも5月の下旬に入っても完全には取れない(爆笑)。冬の間に走ってみたりしてはいたのだが、「気の向いたときにやる」とか「疲れたらやめる」といったヌルイやり方ではきっとダメだったのだろう。ともあれシーズンは始まってしまった。今年も怪我をしないように頑張るのみである。
ところで、昨シーズンうちのチームの監督だったH井さんが転勤(栄転)で札幌を離れてしまい、その後をなんと私がやることになってしまった。「俺なんかチーム一野球を知らないんですから無理ですって」というようなことを言って初めは固辞したのだが、全部の試合に来てメンバー表を書けばよく、サインを出したり微妙なプレーの判定で審判と議論したりというような難しいことはしなくていい(笑)ということだったので、やらせてもらうことにした。
某日 じっさい試合が始まって見ると、人のやりくりにはなかなか骨が折れる。少なくとも試合を成立させる(9人いる)というだけのことが、決して当たり前ではない。平日の朝が多いので仕事で来れない人とか途中で抜ける人とか、身体のどこかを故障して出れない人とか、9人ギリギリということはまだないが10人しかいないという日はある。そんな日は試合開始前に「今日は代わりの人がいないから怪我しないでくださ~い」と言って回ったりするわけである。
5月6日~5月15日