4月の後半は、道コンの結果をもとに恒例の進学相談会を集中して進めた。
某日 理科講座の2回目。
中1「光の屈折」 / 中2「静電気と電流」「電流回路とオームの法則」
某日 理科講座の3回目。
中1「凸レンズのはたらき」 / 中3「細胞とその分裂」「生殖」
某日 地歴講座の2回目。
地理「世界の人々の生活と環境」 / 歴史「古墳時代」
某日 地歴講座の3回目。
地理「世界の国々」 / 歴史「飛鳥時代」
歴史はなんといっても古代が面白い。その中でも筆頭は飛鳥時代。日本書紀以外に記録がなく、その信憑性に疑問があってわからないことだらけだが、フィクションかも知れないあれこれの物語から何があったのかを読み解こうと多くの研究者が知恵を絞っているところがいい。聖徳太子の存在も乙巳(いっし)の変も真相は定かでない、というのをいろんな本で読んでしまうと、生徒にもついその件を話してしまいそうになり、結局我慢できずに話してしまう(笑)ので、予定が狂って収拾に苦労する。まあ、そこがライブの楽しいところでもあるわけだが。
某日 映画『ウルフマン』を観る。封切り前からずっと楽しみにしていた。
ローレンス役の主演ベニチオ=デル=トロは最近では『チェ』の2作が評判になった実力派。『チェ』は観始めると大変なような気がして敬遠してしまったが、初めて見るベニチオは顔立ちが味わい深く、メイクなしでも狼男みたいな風貌だなーと思っているうちに気に入った。男優の場合、一目見てファンになることは珍しい(笑)
狼男モノは過去に多く映画化されていて、私としては最近では『ヴァン=ヘルシング』が印象深いが、この作品は1941年の『狼男』のリメイクだとのことである。ベニチオやメイクのリック=ベイカーをはじめ、本作の関係者にはこの映画のファンが多い。製作現場では大勢で楽しんでいる様子が目に浮かぶ。41年『狼男』は私もたぶん少年のころテレビで観ているのではないだろうか。昔は吸血鬼を中心に洋モノのホラーをよく観ていたなあ。
現代の『狼男』は現代風にけっこうスプラッターなシーンも出てくるが、それがメインではないので気の弱い私も平然と観ていられる(ただしR15指定)。父親役のアンソニー=ホプキンスは、画面にいるだけでただごとではない雰囲気を醸し出すすごい存在感。ヒロイン役のエミリー=ブラントも美しい。もう一度劇場に足を運びたい。
4月16日~4月29日