12月に入ってしまった。毎年のことながら,クリスマスの飾付けを見たり歌が聞こえたりすると焦る。
某日 ある教材会社からの下請けの下請けで原稿を書いていた中学理科の問題集の校正が終了。2005年の初版時から担当していて,来年度の指導要領改訂に合わせた二度目の大改訂。およそ過去5年分の公立高校入試の問題をすべて精査しつつ,ほぼ全面的に書き改めた。3月下旬に着手して5月下旬に化学編,7月初旬に物理編,夏期講習を挟んで8月下旬に地学編,10月初旬に生物編,10月中旬に発展編を書き上げ,11月下旬までに初校,そしてこの日に二校を済ませた。校正に入ってからはわりあいすぐだったが,原稿段階ではまさに夜も昼もなく週の半分以上は自宅に犬散歩と着替えに帰るだけというような(もちろん夕方からは生徒の指導をして)めちゃくちゃな生活だった。よく体調を崩しもせずにやり通せたものだと我ながら感心する。編集さんの力添えもあって良い本ができそうである。
某日 ある中学のある学級で新型コロナ陽性者が出,その同級生である塾生が自宅待機に。彼は陰性であったがしばらく外出自粛だとのことで,自宅で解いたワーク類を持ってこさせては添削して返す,というコロナ休校中と同じ方法で指導する。来週には元に戻る予定。
某日 中3の,いちおう最後となる進学相談会を開始。普段はお母様がたとのニ者でやることも多いが,この回ばかりはできるだけ本人同席の三者で行う。夏からの成績(偏差値)の推移を見ながら受験校,入試までの過ごしかた,試験を受ける際の作戦などなど話す。相談会ではしばしば話が脱線して発散しがちなので,最近は会の終盤に「まとめ」を書いてご家庭と共有するようにしている。
12月1日 朝日新聞の「語る 人生の贈り物」で古谷敏氏の連載が始まった。私たちの世代には懐かしい,ウルトラマンの中の人でありウルトラ警備隊のアマギ隊員。ウルトラとの縁は「ウルトラQ」のケムール人からだったそうだ。たしかに長身で手足が長くて頭が小さくて,ウルトラマンと中の人が同じと言われれば納得。「Q」ではケムール人のほか海底原人ラゴンも古谷氏だったとのことで,これも納得。
12月5日(土) 理科講座の第19回。
・中2地学 日本の天気/大気と海洋
・中1化学 水溶液の性質
12月6日(日) 中3秋期講習の第6回。
・数学 相似と計量・相似の活用
・英語 3年の総復習(1)/高校入試問題演習(作文)
・理科 自然と人間/高校入試問題演習(電流回路)