某日 喉の痛み、声がれ、咳、と風邪の症状が出始めたので警戒していたある晩、なんとなく体調が悪いまま息子らとポーカーをしているときにぞわわ~と悪寒がする。ついに来たか!と半分諦めながらフトンに入った。これでパーッと熱が上がり、全身の関節が痛み出して、朝になっても回復していなければ主治医のところに行こう…と考えながら、熱のせいでなかなか寝付けない一夜を過ごす。ウトウトしかけては大汗をかいて目覚める、ということを数回繰り返した後、わりあいスッキリと朝を迎えた。食欲はあり、夜の間にできた大量の洗濯物をやっつける余裕もあったので、どうやらインフルエンザではなさそう。これで医者にかかるとそこでインフルをもらってくるキケンがあるので自宅療養とする。洗濯をしながら午前中いっぱい休養して出勤。
某日 中野京子『怖い絵3』(朝日出版社)を読了。昨年読んだ『怖い絵』『怖い絵2』の続編。そろそろネタも尽きるのかと思いきや、まだまだ怖い絵は世間に(ヨーロッパに)あるらしい。本作にはイギリスのエンクロージャー(囲い込み)にまつわる怖い絵が2つ入っている。最近の地歴講座で「市民革命」「産業革命」とやっているところだったので、興味深く読んだ。
某日 古本屋で見つけた和田秀樹+柴田孝之『東京大学受験作法』(ダイヤモンド社)を読了。受験界ではよく知られた2人の共作。東大受験に特化した部分もあるが、受験勉強に取り組む姿勢やノウハウとしては受験全般にあてはまることも多い。商売柄この種の本はよく読んできた私も「そうだよな!」と膝を打ったり線を引いてしまったりすることが多かった。思いつくままにいくつか列記すると
・受験の準備に充てられる時間やエネルギーには限度があるのだだから、全部の教科を深~く学ぶことはできない。深い勉強も大事だが効率を優先させるべきである。
・入試で何が問われるかを知るためには、漫然と参考書をやるよりも問題集をやるほうが良い。
・やりかけで中断した問題集を再開するときは、中断した所からでよい。最初からやり直すとまた中途で頓挫しかねない。まずは最後までやることが大事。
--と書いたのは私の言葉遣いになっている部分が多いと思います。私がねじ曲げてしまっているおそれもあるので、気になる方は本書に当たってください。参考書(問題集)の紹介も充実しています。
某日 犬を連れて公園を散歩した帰り道、犬がぺたんと伏せた状態で歩かなくなってしまった。セントバーナードとピレネーの混血・メスで、11歳の老犬。体重40kgで、体重別分類では「超大型犬」。大型犬の老化は急に来ると聞いたことがある。そのうち歩けなくなったりするのかな~と思っていたこのごろだったが、よりによってちょいと遠出をした日にそれが来た。遠出をしたから疲労でそうなったのかも知れない。少し休むとよろよろ立ち上がって歩き出すのだが、しばらくするとまたへたってしまう。後足か腰を痛めているのかも知れない。最後はむりやり抱きかかえて(おぶろうしても抵抗して背中に乗らない)公園の出口まで運び、呼びつけた妻の車で家まで運ぶ。犬は数日でどうやら回復したようだが、私まで腰を痛めて数日間歩行困難になってしまった(笑)
10月16日~10月31日