土曜の朝、小学校高学年の生徒を対象に標記のコースを開講して 1 か月。土曜の朝なんぞに生徒が来るものだろうか…と計画段階では不安がありましたが、現在、小5・小6それぞれ若干名の生徒が通っています。時間は英語だけで 90 分。このあと併設の「国語基礎コース」が 90 分あります。
神谷塾の他のコースがそうであるように、英語基礎もまた個別指導が中心。今は、ヘボン式ローマ字と中1文法のワークブックを同時進行でやっています。中1文法のほうでは小テストも始めました。
ただ、ワークブックばかりでは絶対に飽きますし、小学生の子にとっては神谷塾での英語が実質的に英語学習のすべてですから、それではいけません。それで、耳慣らし・口慣らしのために、
1) Oxford Reading Tree (挿絵の豊富な、易しく短い本)を CD に合わせて読んだり
2) See-be の小学英語のコンテンツを使って発音練習やクイズ形式の学習をしたり
で合計 30 分程度をとっています。
このほか生徒には、ワークブックで英語を書く際、手を動かすのと同期させて口も動かすように言っています。ブツブツ言いながら書きなさい。書いたのを見て、発音して、聴いて、手と目と口と耳で憶えるんだ、と。
いろいろ盛り込んで生徒を飽きさせないように心がけていますが、たとえ完璧な授業構成となってもそれがルーチン化すれば飽きるもの。そしてまた、小6終了時までに中1程度の実力を付けてもらうのが目標なので、楽しいだけでもだめなんだよナ、と頭が痛いです。
私にとっては、昨年度までオフだった土曜の朝が日常的に業務時間となり、土曜夜の数理講座の仕込みと相俟ってなかなか忙しい。さらに5月になって朝野球も始まり、土曜の早朝は毎週試合があるので身体もけっこうキツイものがある。
けれども、英語のあとの「国語基礎」と合わせて 言語系ばかり 3 時間というのはなかなか面白いものです。私は言語系が好きなんですよね。また、小学生相手なのが楽しい。そして、わざわざ土曜の朝にやってくるからにはヤル気のある子たちだから、ということもあるでしょうね。
なお、土曜にも仕事をされているご父母様は珍しくありません。それで、昔の土曜の「半ドン」のようにお子さんを塾に預けられるということでも、重宝がられているようです。
英語基礎コース