2月16日(土)に、栗田哲也『子どもに教えたくなる算数』(講談社現代新書)を読了しました。昨年夏に買ってからなかなか読み始められないでいたのを、この金曜と土曜で。
中学入試の算数からエッセンスを抽出して、その醍醐味を味わえる内容にアレンジされています。著者は雑誌『大学への数学』などに記事を書いておられ、(その記事は高尚すぎて私の理解のレベルをはるかに超えているのですが)数学・算数の奥義を究めた、目標にしたい教師のひとりです。久しぶりに座右に置きたい本を得ました。
この本に触発されて小学算数の教材がほしくなったので、同日の夕刻、いつもの「コーチャン=フォー」ミュンヘン大橋店へドライブ、栗田氏の著作2点を購入しました。
『親と子の算数アドベンチャー 中学受験への旅立ち』(東京出版)
『中学受験総合チェック スピードアップ算数 基礎』(文一総合出版)
私は中学受験には積極的ではないけれど、入試算数のエッセンスは、伝えられるならば生徒に伝えたい。それは中学・高校での学習に必ず役に立つと思うのです。
そんなわけで、栗田氏の著作数冊を参考に、小学算数の教材開発を試みることにしました。対象は小6。ちょうどうちの長男が新小6なので、少しずつ試作しては彼で「実験」、いや、彼の協力を得て、進めていくことにしました。
算数教材の作成